お医者さんに聞こう!乳幼児の食物アレルギー講座
本日6月5日(火)10:30~12:00に子育て講座「乳幼児の食物アレルギー」を行いました。
18組の親子(大人18人、子ども19人)が参加し、食物アレルギーについて学びました。
今回の講師はみなと赤十字病院の小児科医 安藤先生、看護師 片岡さん!!
今回の講座は前半50分:スライドを使った講義
後半30分:個別相談 という形で実施。
講義より一部内容紹介…
■アレルギーの症状ってどんなもの?
→皮膚症状(じんましん、かゆみ):90%の人に出ます
消化器症状(腹痛、下痢、嘔吐など)
呼吸器症状(咳、ぜいぜいした呼吸など)
粘膜症状(鼻水、涙目など)
全身症状(ぐったり、意識低下、血圧低下など):かなり危険!
■こんなときは食物アレルギーを疑います
→食事をしてじんましんが出た=全てが食物アレルギーではありません!
1週間ほどあけて、子どもの体調の良い時にもう一度、少量あげてみて
何も症状がなければ大丈夫かも。
いつチャレンジしても同じ症状が出る・咳をするなど
再現性がある時はアレルギーの可能性が高いです。
※1回目はじんましんがでても病院に行かなくてもいい、という事ではありません。
1回症状が出ただけでは診断が出ない可能性もある、という事です。
■アレルギーの事前検査はできません。
→両親にアレルギーがあるから離乳食を始める前に血液検査をしたい…というのはできません。
だから離乳食の初期は病院の空いている時間帯+子どもの機嫌・体調が良い時に、
初めてのものは一口ずつあげましょう。
などなど…
事前に受け付けた質問に対する返答も織り交ぜながら
「アレルギーとは」というお話から「アレルギーの治療方針」などまでお話してくださいました。
講座で使用したスライドの資料がひろばにあります。
ご希望の方にはお持ち帰りしていただけますので、お気軽にお問い合わせください。
参加者にはアレルギーをお持ちの方も、これから離乳食をはじめので心配、という方等
幅広い親子が参加していましたが、
ベースとなる講座+個別の質問タイムでそれぞれの悩みを解決することができました。
子連れで参加する講座ですので途中子どもの声が大きくなることもありましたがそこはお互い様☆
先生も再度いい直すなど、理解のもとご協力いただけました。
子どもと一緒だとなかなか講座に参加できないことも多いですが、
「お互い様」の気持ちがあれば大丈夫です。
詳細のまとめはひろばにて掲示・ファイルしていますので
参加できなくてきになるわぁ~という方はぜひご来館くださいね。
次回は11月に「アトピー性皮膚炎&スキンケア」について実施いたします。
講師は同じくみなと赤十字病院より医師・看護師が来てくださいます。
申込制となりますので秋頃のお知らせをご覧ください。
(のんびりんこ 宇野)